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ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち
2016年05月17日 (火) | 編集 |
ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち
ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たちポール・オースター 村上春樹 カズオ・イシグロ リチャード・パワーズ レベッカ・ブラウン スチュアート・ダイベック シリ・ハストヴェット アート・スピーゲルマン T・R・ピアソン 柴田 元幸

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翻訳家柴田元幸さんが現代作家9人にインタビューしたもの。
それぞれの方との対話(村上さん以外)がCDに収められています。
英語、日本語が左右見開きで掲載されているので、
分かりやすいです。

2004年出版なので
例えばカズオ・イシグロの場合は
「わたしたちが孤児だったころ」までについて
言及されています。

掲載されている作家
Siri Hustvedt シリ・ハストヴェット
Art Spiegelman アート・スピーゲルマン
T. R. Pearson T・R・ピアソン
Stuart Dybek スチュアート・ダイベック
Richard Powers リチャード・パワーズ
Rebecca Brown レベッカ・ブラウン
Kazuo Ishiguro カズオ・イシグロ
Paul Auster ポール・オースター
村上春樹


カズオ・イシグロ、いい人ですねー。
誠実で親切。
それに比べて村上春樹が、
ややこしそうな人だなー(笑)、
って印象を受けちゃうのは、
日本人のインタビュアーだから?

実は、作品を読んでいないと
あまり興味を感じないので、
カズオ・イシグロと村上春樹の箇所しか
ちゃんと読んでいません。。

ポール・オースターは英語があまり難しくない、
という評判なので、
読んでみたいと思って積読しているのですが。

ポール・オースターが編集した、
「True Tales of American Life」
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は一部読んで、とても印象に残った話があったので、
いつかきちんと読んでみたいです。

◆カズオ・イシグロへのインタビューの引用

「The Remains of the Day 日の名残り」について

He has a sense of loyalty and his attitude is very much that I will do my job the best I can and it is up to my master, my employer to use my contribution in the way that he thinks is best. What I’m suggesting is that’s the position most of us are in, which means I suppose, that whether our lives and our energies are wasted or not ultimately depends on this other person upstairs.
P204

Very late he realizes that actually, the moral character of his own life is intricately linked with that of the person he offered his service to.
P206

「When We Were Orphans わたしたちが孤児だったころ」について

But I thought it would be more interesting, although I realize that this would confuse readers more, I thought it would be more interesting, instead of having a madman going through a recognizably sane, normal world, I thought, well, why not have the entire world described in the novel be a world that actually bent and behaved according to his strange logic. So, in other words, everybody else around him adopts the crazy notions he has. And indeed even physically the world starts to move and change to accommodate his fears and his hopes. I mean, almost like, say, an expressionist painting where the sizes of characters are deliberately distorted to express the power relationship between the two, where, you know, colors are deliberately heightened. I wanted a world that would be the world that existed inside the man’s head rather than to show a mad person walking through a normal world.
P214

(「わたしたちが孤児だったころ」って特に後半なにが現実?って
感じで混乱してくるのですが、こういうことだったんですねー。)

◆村上春樹へのインタビューの引用

そういう意味で言えば、第二次大戦当時の戦争責任が、今の日本人にあるかと言われれば、僕はあると思う。というのは、僕らはその記憶を受け継いでいるから。だから「私は戦争後に生まれたから戦争に責任はありません」みたいに、簡単には言えないんです。僕らはそこに集合的記憶というチャンネルを通してつながって、それなりの責任を引き受けざるを得ないと思う。
P276

そして結果的に、他者と何かを共有するというのは、何かを交換しあうことであり、それは多かれ少なかれ治癒行為につながります。というか、もっと正確に言えば、自己治癒の可能性みたいなものを、スペースとして示唆することになります。
P283
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