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「くまのプーさん」を英語で読み直す / ドミニク・チータム
2014年01月19日 (日) | 編集 |
「くまのプーさん」を英語で読み直す (NHKブックス)「くまのプーさん」を英語で読み直す (NHKブックス)
(2003/11/30)
ドミニク・チータム、小林 章夫 他

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「くまのプーさん」の作者A.A.ミルンの作家としての
活躍や、「ウィニー・ザ・プー」と「プー・コーナーの家」の
各章ごとの概要と日本人にはわかりにくいイギリス英語特有の
言い回しなどを、NHKの英語講座でも活躍されていた
ドミニク・チータムさんが解説してくださっている本です。

ストーリーがかなり詳細に書かれているので、まだ原作を
読んだことがない人は、英語版・日本語版を読んだ後、
または英語版を読みながら確認しつつ読むと、初めて読む
楽しみを損なうことなくより理解が深まるように思います。

プーさんシリーズは、さらさらと流れるような英語が
心地よいのですが、それがいかに熟考されて書かれているか、
というのがわかりました。

また、戦争でつらい体験をした作者の徹底した平和主義が、
プーの平和な世界をより深いものにしていることが
理解できる本でした。

息子さんとの確執についても少し書かれていますが、
穏やかに弁護する方向で紹介されているので、プーさんを
読むことの妨げにはならないように配慮されています。

プーさんを英語で読んでみたいと思っている人、読んでみた人
におすすめです♪

◆以下引用メモ

効果的に言語を学ぶには、まず第一にその経験が自分で理解できること、第二に楽しめること、第三に何度も(これはある本を繰り返し読むことばかりではなく、本の中に言語の一定のパターンが繰り返し出てくれば、それで十分くり返したことになる)、そして第四に言語のパターンがはっきりとわかることである(本書の役割の一部もこの点を説明することになる)。というわけで、英語でプーを読むのは、英語力向上のために実にいい方法なのである。
p5

この物語がイギリス文化の一部であるに留まらず、イギリス文化の主要な部分をなしているからなのである。だからイギリス文化を理解したいと思うのなら、プーを読むことは文化がまさにふさわしい。
p6

ミルンは詩、演劇、小説の三つの分野で大成功を収め、きわめて人気の高い作家だったことがわかる。軽妙な詩を得意とする点では、彼はルイス・キャロルと比較されることが多く、好意的な評価を与えられていた。
p13

社会の目がまだ厳しい時代に、人に頼らずに生き、完璧なまでにすぐれた未婚の母を物語に登場させるのは、きわめて斬新なことだった。
p43

「パブリック・スクール」とは、「学費を払える人なら、誰にでも開かれている」という意味で、公立ではなく私立の学校を指す。
p52

フランスに残された部隊はほとんど全滅しているのである。
p57

戦争の恐怖から逃れるため、人々は幸せになろうと懸命の努力をしたのである。
p60

物語が読めて、その物語の背後にあるリズムをつかむことができれば、読者の頭にそのリズムが染みわたり、記憶に留められることになる。こうなれば、英語も飛躍的に上達するわけだ。
p84

英語には古いことわざがある。「立派なおこないの人は美しい」、つまり誰かが美しいかどうかは、その人物の姿よりも、やることを見ればわかるということだ。
p87

ミルンの真骨頂は詩にあった。
p99

ここで非常に大事な言葉が出てくる。「ミツバチが相手ではわからない」(’You never can tell with bees.’)
P119

ピグレットは「助けて!助けて!」('Help Help!’)と叫んでいるところから、「何かが聞こえる」(’I can hear something.’)とクリストファー・ロビンが言うところまでを、ぜひ声に出して読んでいただきたいからだ。
(注:「くまのプーさん」第5章)
イーオーが一見皮肉屋で否定的な性格、あるいは傲慢に見えるとしても、実はその本質はとても幼いという点である(そういえばイーオーの人形を買ったのは、最近だったことを思い出していただきたい)。そして子どもの中にも、イーオーのような性格をもつ人間もいるのである。
p158

「朝起きたら、プー、何を真っ先に考える?」
「朝御飯を何にするかかな?ピグレット、君は?」
「そうだな、今日はどんなわくわくすることがあるかかな?」
プーはなるほどとうなずいて、こう言った。
「じゃあ同じだな」
‘When you wake up in the morning, Pooh, what’s the first thing you say to yourself?’
‘What’s for breakfast? What do you say, Piglet?’
‘I way, I wonder what’s going to happen exciting today?’
Pooh nodded thoughtfully.
‘It’s the same thing’, he said.

P200

プーとピグレットが間違いに気づき、説明をしようとする場面だが、会話は実に自然で、またよくできている。したがって下手な説明をするより、ここはぜひ何度も読んで感じをあじわっていただきたいと思う。
(注:「プー横丁にたった家」第一章)
p211

プーには自分が一番好きなことが「何もしないこと」('doing nothing’)だとは思いもよらなかった。なぜならそれこそ、彼がいつもしていることだからだ。
p274
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