英語で読書♪簡単な本を中心に洋書での読書を楽しんでいます。映画の感想や旅行の記録などもアップしています。楽しくなる情報を共有できますように♪
ムーミンシリーズ読了♪
2014年01月12日 (日) | 編集 |
ということで、ムーミンシリーズ9冊読了!(^o^)/
面白かったです♪♪

私は以下の順番(後期→前期→中期)と読んでいったのですが、
大人向けに書かれた後期の作品から出会えたので、全部読むことが
出来たのかもしれません。

7.Tales from Moominvalley(ムーミン谷の仲間たち) – 1962 (Short stories)_28862語
9.Moominvalley in November(ムーミン谷の十一月) – 1970_31,221語
8.Moominpappa at Sea(ムーミンパパ海へ行く) – 1965_46049語
3.Finn Family Moomintroll(たのしいムーミン一家) – 1948_28517語
1.The Moomins and the Great Flood(小さなトロールと大きな洪水) – 1945_33000語
2.Comet in Moominland(ムーミン谷の彗星) – 1946_30769語
6.Moominland Midwinter(ムーミン谷の冬) – 1957_23610語
5.Moominsummer Madness(ムーミン谷の夏まつり) – 1954_24499語
4.The Exploits of Moominpappa (Puffin Books)(ムーミンパパの思い出) – 1950_30132語


ムーミン谷の夏まつり (ムーミン童話全集 4)ムーミン谷の夏まつり (ムーミン童話全集 4)
(1990/08/23)
トーベ・ヤンソン

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講談社から出版されている単行本の表紙がどれも美しいですね。
大きな画像を張り付けられないのが残念。

☆とか順番とかつけられないのですが、
楽しさと深さと幻想的に美しい描写が素敵な、
「ムーミン谷の冬」「ムーミン谷の夏まつり」
人間心理を鋭く描いていて素晴らしい、
「ムーミン谷の仲間たち」「ムーミン谷の十一月」
孤島での家族の奮闘を描いて圧倒される
「ムーミンパパ海へ行く」
が特におすすめでしょうか。

それにしてもムーミンママは完璧に素晴らしいママだし、
ムーミンもまっすぐないい子なので、問題ないんですが、
ムーミンパパって。。。
未熟・・・?

ムーミン一家の時系列としては、
「ムーミンパパの思い出」で始まり、
「ムーミンパパ海へ行く」で終わるので、
これはムーミンパパの一大成長記だったのかも!

幼年期に十分に愛された経験がないとその後何十年にもわたり
周りを巻き込んで協力を得て奮闘しないといけないので大変です。。。

英語は大人向けの小説よりは読みやすいと思いますが、
SFほどではなくてもファンタジー小説も設定や語彙が特徴的なところが
あるので、ときどきよく意味が取れないところがあり、
まだまだだなー、という感じでした。
例えば、
a champagne whisk beset with garnets
ってなに?とよくわからなかったですけど、
「鉄砲玉のかざりのついたシャンパンまぜのぼう」って日本語を読むと、
あー、ガーネットがちりばめられたシャンパンをかきまぜるもの、
ってことね、とやっと理解。
シャンパンって混ぜるの?って思いましたが、役に立たないもの、
の象徴ですもんね。

こういった想像力を掻き立てられる美しい品々、風景、
荒々しかったり美しい自然環境などを背景に、
不思議でユーモラスで皮肉っぽくてときに哲学的で、
不安だったり弱虫だったりアイデンティティの危機に
直面していたりする人々を描いたシリーズ、
これだけ多くの人に(特に日本人に?!)愛されているのがわかりました。

あー、あんなにも自慢したり家族を守らなくてはいけないと
使命感に燃えるムーミンパパが一番根っこのところで
強い不安感を抱えていたってことかも!

ネット上の色々な感想を読むのも楽しかったです♪
ムーミン感想文 (長め)
↑こちらのブログは漫画家さんが書かれてるものなのでイラストも素敵☆

読了できてよかった!
お勧めです(^o^)/

パンケーキ
@ j.s. pancake cafe

The Exploits of Moominpappa ムーミンパパの思い出 / Tove Jansson
2014年01月11日 (土) | 編集 |
The Exploits of Moominpappa: Described by Himself (Puffin Books)The Exploits of Moominpappa: Described by Himself (Puffin Books)
(2003/02/27)
Tove Jansson

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YL:4.5
語数:30132

新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)
(2011/05/13)
トーベ・ヤンソン

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ムーミンパパの若いころの冒険譚。
ムーミンパパが自分で書きながら
ときどきムーミンたちに話して聞かせます。

有名人の自伝のパロディ(昔ながらの英雄譚)という説もみましたが、
私は時々スウィフト風の大ほら話なの?という印象を受けました。
(「ほんと?」って子供たちにも突っ込まれていました^^;)
スケールの大きな話ですが、ムーミンシリーズって長い期間かけて
書き続けられていたこともあってかいろいろな違った雰囲気の
話でできているんですね。

ムーミンパパの自慢が結構つらかったのですが、
最後は大団円で昇華されました。
ムーミンママの初登場もすごいですねー。

それにしてもムーミンがここまで日本で人気があるのって
もちろんアニメの影響もあるでしょうけど、
本に関していえば、日本語訳が素晴らしいからじゃないでしょうか。

例えばこの本で言えば、こんな違いが。

‘I don’t know about that,’ said Hodgkins. ‘Perhaps he’s interested enough in everything. Only he doesn’t overdo it. To us there’s always something that is very important. When you were small you wanted to know. Now you want to become. I want to do. The Muddler likes his belongings. The Nibling likes other people’s belongings.’
‘And the Joxter likes to do forbidden things,’ I reminded him.
‘Yes,’ said Hodgkins. ‘But even they’re not very important to him. He’s just living.’
‘Mm,’ I replied.
No. 707


「そういっちゃいけないね、それは反対で、ヨクサルのほうが案外いろいろ気をつかっているかもしれないよ。おちつきはらって、てきとうにね。
 ぼくたちは、いちばんたいせつなことしか考えないんだなあ。きみはなにかになりたがっている。ぼくはなにかをつくりたいし、ぼくのおいは、なにかをほしがっている。それなのにヨクサルは、ただ生きようとしているんだ」
「生きるなんて、だれにだってできるじゃないか」
 と、わたしはいいました。109p

原作は読めないので、ムーミンに関しては、
日本語で読んだほうが感動が深いかもしれません。

おさびし山、ニョロニョロ、おしゃまさん、
とかすばらしー(^o^)/

◆以下引用メモ

→ 続きを読む
Moominsummer Madness ムーミン谷の夏まつり / Tove Jansson
2013年12月06日 (金) | 編集 |
Moominsummer MadnessMoominsummer Madness
(2010/04/27)
Tove Jansson

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語数:24499

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)
(2011/05/13)
トーベ・ヤンソン

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6月だというのにスナフキンは帰ってこないし、
煤は降ってくるし夕方になっても生ぬるい空気が覆う不穏な天気が続いています。
ある晩ムーミン一家のみんなが庭にベッドを出して寝ていると地面が揺れはじめます。。。

これまでも大洪水や彗星の接近などに見舞われてきたムーミンたち。
今回は一家全員が直接大災害に襲われることになります。
劇的な話だなー。

湖を舞台にしたイメージがとても美しく、
最後までじーんとさせられます。

この話ではスナフキンの登場シーンが多いですが、大胆だったり困り果てたり、
原作を読む前はもっとクールなイメージだったんですけど、結構やんちゃな人ですね^^
人気の秘密はそのストレートなとこ?

英語の理解度の問題で、途中なにが起こっているのかちょっとわからないところがあったのと、
登場人物の1人が悲観的な性格で、外から見るとこんな風に見えるのか、と身につまされたのが、やや読みにくかった箇所でしょうか。
愚痴っぽことを言うのはちょっと反省しようっと。。。ってムーミンシリーズは変な性格でもそのままでよし、って世界ですけどね。

‘And when it had burned down we went off to pick nine kinds of flowers and put them under our pillow and then our dreams came true. But you weren’t allowed to say a word while you picked them, nor afterwards until morning.’
No. 839

‘As a matter of fact,’ she said slowly, ‘there’s really no need to ask them as none of us likes it?’
‘Absolutely no need,’ said the Snork Maiden.
‘And nobody’s hurt if I ask anyone I like? Even if they’re no relatives of mine?’
‘Definitely not,’ Moomintroll assured her.
No. 1083

‘Little My is used to taking care of herself,’ said the Mymble’s daughter. ‘I’m more worried about the people that happen to cross her path.’
No.1167

A theatre is the most important sort of house in the world, because that’s where people are shown what they could be if they wanted, and what they’d like to be if they dared to and what they really are.’
‘A reformatory,’ said Moominmamma, astonished.
Emma patiently shook her head.
No.1203
こういった切りかえしがおかしいw

And remember that in all the good old tragedies most of the people are each other’s relatives.
No. 1263

‘If you don’t like my play, then by all means write a better one yourselves,’ he remarked.
No.1274
相変わらずムーミンパパ、大人げないです^^;

‘You must do as my sister does. Tell them that if they don’t shut up you’re going to whack them silly. Then you ask them to forgive you and give them candy.’
‘And does that help?’ Snufkin asked.
‘No,’ said Little My.
No.1306
ほんとミーはぶれない。そして面白い。

‘Nufkin!’ said the biggest of the woodies when they were half-way.
‘Yes,’ said Snufkin.
‘We’ve got a present for you,’ said the woody, blushing terribly.
No. 1607
いいなぁ。

ムーミンワールド/ムーミン谷の夏まつり
段々行ってみたくなってきた~。

【追記】

スナフキンの名言、
「大切なのは自分のしたいことを、自分で知ってることだよ」
って
裁縫かごに乗って、漂流していたミィを助けたときに言う
台詞なのだとすると、

この、Thomas Warburton 翻訳版だと、

What is important is that you know what you want to do.
ではなく、

"The main thing in life is to know your own mind."
と、なっています。



Comet in Moominland ムーミン谷の彗星 / Tove Jansson
2013年11月26日 (火) | 編集 |
Comet in MoominlandComet in Moominland
(2010/04/27)
Tove Jansson

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語数:30769

新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)
(2011/04/15)
トーベ・ヤンソン

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地球に近づいてくる彗星についての情報を得るため
ムーミンとスニフは天文台への旅に出発します。
スナフキンやスノークのお嬢さんなどが初登場。

最初の近くの森への冒険から、往復に何日もかかる
スケールの大きい天文台への旅へ。
特に帰りは天変地異が起こり始めているので大変です。
終末小説って人類が共通して持っている夢なのかも。

中盤以降のムーミンの行動は漫画「ドラゴンヘッド」が
ちらっと思い出されました。

ところで、日本語で書かれた感想をあちこち読んでいると、
なにか違和感が。。
引用されている印象的なセリフが読んだ覚えがなかったり。。
いくら英語がだめだめだからといって、これを飛ばしちゃだめでしょ、と
検索してみたのが、見つかりません。
実はこの作品はなんども作者によって書き直されたものだそうで、
日本語版は最終的な書き直しとなった1968年版をもとに翻訳しているのですね。

キンドルの英語版は
First published as Kometjakten 1946
This translation published in Great Britani by Ernst Benn Ltd 1951
Published in Puffin Books 1967

ということで、最初の1946年に書かれたもののようです。

なんと最後の方の重要なエピソードも大きく違っている!
英語版には日本語版にはないイラストが載っているかも、という書き込みもあって
ということは日本語版には英語版には載っていないイラストがあるかも?!

They unpacked pancakes, sandwiches, bananas and lemonade from their basket and divided it all into three equal parts.
No.303
詰めてもらったお弁当♪

Rhubarb leaves
No. 373
ルバーブ。フキみたいな葉っぱですね。

Which is about
各章の最初に書かれているのですが、
「これは~の話です」って感じかな。

The first brightly coloured thing they had seen for a week.
No. 431
旅を初めてから最初に明るい色のものを目にするまで1週間!
長い旅ですよね。

‘I know. But that’s how it is when you start wanting to have things. Now I just look at them, and when I go away I carry them in my head. Then my hands are always free, because I don’t have to carry a suitcase.’
No. 510
スナフキン名言集のひとつ♪

Strike me pink
まさか!

You must go on a long journey before you can really find out how wonderful home is.’
No. 966
私の実家は旅好きで子どもの頃からよくあちこち連れて行ってもらったのですが、
こういう理由だったのかな。
結婚してからツアーでない比較的長めの旅行といえば、新婚旅行、車で東北一周、電車で台湾一周とかかなあ。

‘A fine wind like this and nothing to sail with!’ ‘Nothing to sail in either,’ said Snufkin, ‘which is more important.’
No. 1402
With とin

But the biggest pearl of all he gave to his mother to wear in her nose.
No. 1667
このパールをつけたムーミンママフィギュア、私も欲しい♪


ネット上の感想をあれこれ読むのも楽しいですね☆
「ムーミン谷の彗星」 どす黒い世界

Moominland Midwinter ムーミン谷の冬 / Tove Jansson
2013年11月15日 (金) | 編集 |
Moominland MidwinterMoominland Midwinter
(2010/08/31)
Tove Jansson

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語数:23610

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)
(2011/06/15)
トーベ・ヤンソン

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冬眠中になぜかひとり目覚めてしまったムー
ミン。これまで見ることのなかった冬の世界
を経験します。

面白かったです♪
「楽しいムーミン一家」のような子どもの頃
のわくわくした感じと、後期作品の人間の心
理に分け入っている内容のちょうど中間のバ
ランスのいいお話に感じました。

家族がみんな眠っていて、あんなに賑やかだ
ったムーミン谷が寒い人っ子ひとりいない世
界に!
孤独と直面することになったムーミンがだん
だんとそして爆発的に(!)増えていく冬の
知り合いたちの責任さえ担っていく、ひと冬
の成長物語。

長編シリーズで冬が舞台になっているのはこ
れだけのようですが、凍る海、寒波、そして
春の訪れの前の嵐など、自然の描写も素晴ら
しいです。

ムーミンシリーズって日本語の翻訳も秀逸な
そうなのですが、
英語ではToo-ticky
(スウェーデン語でToo-ticki)
と訳されているのが、日本語ではおしゃまさ
ん!センスあるなあ~。
氷姫とかも。

ムーミンママが写真フィルムを虫眼鏡で焼く
ところ、何をしているのか(何のためにして
いるのか)何度読んでも謎だったんですけど
単に?春の到来を楽しむためにやっているん
ですね?!

それにしても最後の章のムーミンママは素敵
だなあ。

And I’m going to make myself a sweet little muff out of his tail.
No.412
ミーってあまりに現実的でいじわるだったり
するので、最初は苦手だったんですが、
だんだん登場するたびにその発言が
楽しみになってきました。

I’m always either glad or angry.
No.454
いつも面白がっているか怒っている
かなんですね。

Finally he felt that he had to do something really terrible, and forbidden, to be able to calm down again. And at once.
No.604
わかる~(笑)

‘Bend your knees. Lean forward. Don’t let the skis slip apart. Keep a straight back. Arms close to body. Can you remember what I’ve told you?’
‘No,’ said Moomintroll.
No. 786
スキーの基本♪

In a trice
No. 924
またたく間に

‘It’s a pity that exciting things always stop happening when you’re not afraid of them any more and would like to have a little fun.’
No. 944
克服するってそういうこと?

‘One has to discover everything for oneself,’ she replied. ‘And get over it all alone.’
No. 1088
おしゃまさん名言集のひとつ♪

フィンランドにあるムーミンワールドの冬季特別営業
冬のムーミンワールド
楽しそう!
マイナス22度の中ムーミンたちと
スケートなどして遊びまわる!

The Moomins and the Great Flood 小さなトロールと大きな洪水 / Tove Jansson
2013年10月28日 (月) | 編集 |
The Moomins and the Great FloodThe Moomins and the Great Flood
(2012/12/13)
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YL:3.0
語数:33000

小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)
(2011/09/15)
トーベ・ヤンソン

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ムーミンシリーズの1作目。

「楽しいムーミン一家」のわくわくした雰囲気とも、
「ムーミンパパ海へ行く」の登場人物の心の機微を捉えた小説世界とも
また違って、疾走感あふれるファンタジー小説でした。

小さな種族であるムーミンママが、子どものムーミンたちの手を弾いて
駆け抜けていく世界が不思議で、広大で畏怖を感じます。
森は深く、木々や自分たちを脅かす生き物や助けてくれる存在も巨大。

次々と場面が展開していくので引き込まれます。

それにしてもムーミンパパは最初の作品から失踪していたんですねー。w

“He was always wanting to move, from one stove to the next. He was never happy where he was. And then he disappeared – took off with the Hattifatteners, the little wanderers.”
No.110

“Remember, on your own heads be it.”
No.127


ムーミンショップ 錦糸町2
@「ムーミン専門店ペイッコ PEIKKO」
Finn Family Moomintroll たのしいムーミン一家 / Tove Jansson
2013年10月18日 (金) | 編集 |
Finn Family MoomintrollFinn Family Moomintroll
(2001/09/27)
Tove Jansson

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語数:28517

新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)
(2011/04/15)
トーベ・ヤンソン

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ムーミンシリーズの後半3作、特に「ムーミンパパ海へ行く」を
読んだ後に、この本を読んだので、
がらっと雰囲気の違う楽しいストーリーにちょっと戸惑いました。
こちらが本来のムーミンの世界?
山の頂で見つけた「飛行おにの帽子Hobgoblin’s Hat」を巡る
騒動が描かれます。

これはこれでわいわい楽しい雰囲気がいいですね。
大人たちが病んでいるってこともなく^^;
守られていて安心して冒険が楽しめる気がします。
生き生きとした子供の世界が魅力的です。

それにしても、この話の中ですでに「モランGroke」が
登場しているのはちょっとびっくり。
ムーミンって種族ごとに名前がついているそうですが、
このモランは「海へ行く」に出てきたのと違うのかな?

‘You aren’t a collector any more, you’re only an owner, and that isn’t nearly so much fun.’

Raisin-pudding and pumpkin jam, bananas, marzipan pigs and sweet maize, and a pancake as well for breakfast next day.


錦糸町にムーミンのお店が♪
「ムーミン専門店ペイッコ PEIKKO」
ムーミンショップ 錦糸町1

ちなみにフィンランドにあるムーミンワールド
ってこんな感じなんですね。
フィンランド/ムーミンワールド訪問記


Moominpappa at Sea ムーミンパパ海へいく / Tove Jansson
2013年10月11日 (金) | 編集 |
Moominpappa at Sea (Moomintroll)Moominpappa at Sea (Moomintroll)
(2009/06/04)
Tove Jansson

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語数:46049

新装版 ムーミンパパ海へいく (講談社文庫)新装版 ムーミンパパ海へいく (講談社文庫)
(2011/08/12)
トーベ・ヤンソン

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次に何を読もうかな、と思っていたときに、
「ホラーだ、ホラーだ」いや「小津安二郎」などなど
ちらちら目に入ってきた書評。
ホラーな小津安?

これまでムーミン一家がメインの話は読んだことがなかったので、
これだけ人々の心をとらえているムーミン一家ってどんな人(?)たち?!
と期待いっぱいで読んだのですが、さすがです!
パパもママもムーミンもすごい。
とてもインパクトのある話でした!

作者が晩年に書いた3作は大人向けの話らしいのですが、
そのなかでもムーミン一家に焦点を絞ったこの作品が
やはり圧巻の素晴らしさではないでしょうか。

この本を読んだ後「楽しいムーミン一家」を読んだのですが、
そちらがある種の枠の中で描かれているのに対し、
こちらはいろいろ容赦ないです。

島に行く原因となるムーミン谷でのムーミンパパの言動の不安定さ、
から始まり、
ムーミンママの深い包容力と限界を超えてしまったときの対処方法、
ムーミンの他の生き物たちへの感応力、
ミーの強さと残虐性(でも藪で寝ている姿は悲しい。。)、
謎の漁師の深い傷。

ムーミンパパはヨーロッパ的父親像を象徴しているとのことですが、
確かにものすごく生々しく描かれていますw
理解してついて行ってあげるムーミンママ、すごいなあ。

ムーミンがあることを宣言して以降の流れも、
島の環境を考えるとちょっとびっくりします。

家族について書かれた素晴らしい本。
ラストまで引き込まれます。

‘One makes a trip by day, but by night one sets out on a journey.’

‘Strange that people can be sad, and even angry because life is too easy. But that’s the way it is, I suppose. The only thing to do is to start life afresh.’

‘Isn’t life exciting!’ Moomintroll thought. ‘Everything can change all of a sudden, and for no reason at all!

Moomingmamma hurried over the wet sand and out into the water to show that she was sympathetic. It was better than saying anything at a moment like this.

‘Many happy returns of the day!’


『ムーミンパパ海へいく』と『ムーミン谷の仲間たち』の冒頭の作品「春のうた」を
読んだ方に。
『ムーミン童話とはなにか?(高橋静男 大阪府立国際児童文学館(講演録)) 』


Moominvalley in November ムーミン谷の十一月 / Tove Jansson
2013年10月03日 (木) | 編集 |
Moominvalley in November (Moomins)Moominvalley in November (Moomins)
(2010/10/26)
Tove Jansson

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語数:31,221

新装版 ムーミン谷の十一月 (講談社文剛)新装版 ムーミン谷の十一月 (講談社文剛)
(2011/09/15)
トーベ・ヤンソン

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ムーミンシリーズの最終巻「ムーミン谷の十一月」。
ムーミン一家を慕って友人たちが家を訪れますが、
ムーミン達は出かけていて家には誰もいません。
切実な思いを抱えて居ても立っても居られない気持ちで
やってきた彼らは、一緒に生活することになりますが。。

ううう、涙が。。

しっかりと確立されていた自分が根底から揺らぐとき。
年をとっていくということ。
空想を生きるということ。

この内容を子供も楽しめる!って、子供のすごさを
感じます。

シリーズでこの本が一番好き、という人とあんまり、という
人を見かけましたが、あんまり、という人はすごく精神が
安定している人な気が。
あ、でもそういう人でもシリーズの他の本を傑作といってらしたから、
読み手によって琴線に触れる話は違いそうですね。

今の私には、掃除がとても得意で好きなのに掃除中屋根から
落ちそうになったことがきっかけで掃除が出来なくなった
Fillyjonkさんが、どうやって自分を取り戻すのか、
という逸話がすごく心に響きました。

Grandpa-Grumbleさんの話は誰もが通ることになる道。
Toft君の話は重いです。だからこそ彼は最後。。
(Toft君以外のケースは人と交わったりピアカウンセリングがいいってことかも。
大人と子供の違いもあるかもしれないけど)

そしてイラストがどれも素晴らしいです!

英語は現実と幻想が混じっていたり、Toft君が読んでいる本が
ややこしく書かれていたり(ムーミンパパが書いたの?)するので
結構難しく感じましたが、絶妙なタイミングで挟まれているイラストが
理解を助けてくれます。

The Hemulen didn’t like getting dressed and undressed, it gave him a feeling that the days passed without anything of importance happening.
No. 329

It’s a little sad when you forget other people’s names but it’s lovely to be able to completely forget your own.
No. 481


◆関連サイト
ウィキペディア英語版
Moominvalley in November

足立sunny さんが楽しそうな関連動画をいっぱい紹介
してくださっています♪
[もう夏ですけれど、「冬眠」の英語リーディング Finn Family Moomintroll  の巻]

埼玉県飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」が素敵そう!行ってみたい♪
ムーミン谷 Part1
埼玉県のムーミン谷~その1~

ネット上の感想など(ネタバレしてます)
Moominvalley in November
Moominvalley in November: a very long and elaborate review, please take the time to read!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Moomin Moments

ムーミンを題材にカントとタレスの比較をしている哲学の本まで
あるんですね。
子供が読んでる場合じゃない『ムーミン』

次はどれを読もうかな♪
Finn Family MoomintrollFinn Family Moomintroll
(2001/09/27)
Tove Jansson

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Moominpappa at Sea (Moomintroll)Moominpappa at Sea (Moomintroll)
(2009/06/04)
Tove Jansson

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Tales from Moominvalley ムーミン谷の仲間たち / Tove Jansson
2013年07月05日 (金) | 編集 |
Tales from MoominvalleyTales from Moominvalley
(2003/02/28)
Tove Jansson

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YL:4.5
語数:28862

新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)
(2011/07/15)
トーベ・ヤンソン

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短編が9話収録されています。

The Spring Tune (春のしらべ)
A Tale of Horror (ぞっとする話)
The Fillyjonk Who Believed In Disasters (この世の終わりにおびえるフィリフヨンカ)
The Last Dragon In the World (世界でいちばんさいごのりゅう)
The Hemulen Who Loved Silence (しずかなのがすきなヘムレンさん)
The Invisible Child (目に見えない子)
The Secret of the Hattifatteners (ニョロニョロのひみつ)
Cedric (スニフとセドリックのこと)
The Fir Tree (もみの木)

素晴らしいですね!
実はムーミンは初めて読んだのですが
コアなファンの方が多いのがよくわかりました。

味のあるイラストも素敵。

思い描いていたのと違い、漠然とした不安、緊張感がある
寓話のようなお話の数々。

The Tale of HorrorやThe Invisible Childとかって
臨床心理の症例研究に出てきそう。

The Fillyjonk who Believed In Disasters
で常に不安な気持ちを抱いているフィリフヨンカさんの怖れは
特に震災後は多かれ少なかれ皆どこかに持っているのでは。。

ムーミンパパがニョロニョロと旅に出る
The Secret of the Hattifattenersも
怖い話だったので、

最後、冬眠しているムーミンたちが無理矢理おこされて
わけがわからないままクリスマスの準備をする
The Fir Tree
がユーモアのある話でよかったです。

原作シリーズをこれしか読んでいないので
わかっていないところも多いのですが、
とても不安感が強い、とか、
とても自尊心が高い、とか
激しく自由を愛する、とか、
性格の特徴が少し平均より強い人達の
気持ちが的確に描かれている話なんですね。

大災害は避けられないかもしれない、
不安な気持ちも完全にはぬぐえない、
でもユーモアを持とう、楽しもう。

出版されている小説の一覧:
1.The Moomins and the Great Flood (小さなトロールと大きな洪水) – 1945._33000語
2.Comet in Moominland, Some editions: The Happy Moomins – (ムーミン谷の彗星) – 1946._30769語
3.Finn Family Moomintroll (たのしいムーミン一家) – 1948._28517語
4.The Exploits of Moominpappa, Some editions: Moominpappa's Memoirs (ムーミンパパの思い出) – 1950._30132語
5.Moominsummer Madness (ムーミン谷の夏まつり) – 1954._24499語
6.Moominland Midwinter (ムーミン谷の冬) – 1957._23610語
7.Tales from Moominvalley (ムーミン谷の仲間たち) – 1962 (Short stories)._28862語
8.Moominpappa at Sea (ムーミンパパ海へ行く) – 1965._46049語
9.Moominvalley in November (ムーミン谷の十一月) – 1970 (In which the Moomin family is absent)._31221語
Wikipediaウィキペディアより引用

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Moominvalley in November (Puffin Books)Moominvalley in November (Puffin Books)
(2003/02/27)
Tove Jansson

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