英語で読書♪簡単な本を中心に洋書での読書を楽しんでいます。映画の感想や旅行の記録などもアップしています。楽しくなる情報を共有できますように♪
ババア・ウォーズ 新たなる美貌 / 中村 うさぎ
2017年05月20日 (土) | 編集 |
ババア・ウォーズ 新たなる美貌 (文春文庫)ババア・ウォーズ 新たなる美貌 (文春文庫)
(2009/09/04)
中村 うさぎ

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中村うさぎ氏のショッピングの女王シリーズが
ババア・ウォーズシリーズに。
ショッピングの女王から一転貧乏?
とにかく体をはっています!

無事意識を回復されてよかったです!
これからもどうぞ元気で活躍を期待しています!

表紙の『スター・ウォーズ』シリーズのジャバ・ザ・ハットみたいなのは
たぶん途中でちょこっと出てくるマツコ・デラックス氏。
ヨーダみたいなのは巻末に収録されている対談の福岡伸一教授。

◆以下引用メモ

「女の子の幸せは結婚」みたいな幻想を植えつけないでくれて、ありがとな、父ちゃん。
(中略)「お雛様がなかったことこそ、中村家的な娘への愛」と、今年から考えることにした。

P17
うちにもお雛様が長いことなかったので、そう考えることにしました♪

「この世には、驚くほど自分の言動に対する客観性の欠落した人間がいるものだが、これは一体どうしてなんだろう?」という疑問を抱いていた。自分の言葉や行動が他人にはどんな気持ちを与えるか、そして、そんな言動を取る自分は相手の目にどう映るか、という事に一切無頓着というか、わざと無頓着に振る舞っているならともかく、まったくわかってない人が、この世には意外とと多く存在しているものである。

P23
ほんと腹立つし傷つきますよねー。特にネットの中なんか無法地帯?!

よりオヤジに近い価値観の持ち主なんだと思う。自分は素のままでいたい、でも相手は努力をしてほしい、という、他者に対する片道通行的な思考のベクトル。他者からの視線や批評を一切遮断した場所に自分を置き、その視座から一方的に他者と批評する。

P55
私は自分のビジュアルにはかなり無頓着ですが、他人のビジュアルにも結構無頓着だと思うのですが。。おしゃれしたいけどお金がかかるし。優先順位の問題ですが。

本日の発見→「貧乏は人を大人にしない。小学生にするのだ」。

P119
なるほど~。


【和書】のろのろ歩け / 中島 京子
2017年05月04日 (木) | 編集 |
のろのろ歩け (文春文庫)のろのろ歩け (文春文庫)
中島 京子

文藝春秋 2015-03-10
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北京でファッション雑誌創刊のビジネスに邁進する「北京の春の白い服」、
夫の赴任先の上海で家探しをする「時間の向こうの一週間」、
母親の三人の「おじさん」達に会いに台湾へ行く「天燈幸福」、
三人の女性の中国での経験を描く短編3篇が収録されています。

わりと最近北京に行ったり、台湾の天燈上げをしたりしたこともありますが、なによりちょうどこれから上海に家探しに行くことになっているのでとても興味深く読めました。
短編小説としても結構面白かったです。
中国に行ったことがある人や興味がある人が読むと特に面白く感じるのではないかと思います。

この本が出版されたのは5年ほど前ですが、中国の変化はすごいので今もこれからもどんどん変わっていくのでしょうね。
この小説のように思いがけない異性との出会いや交流といったものはなかなか実生活ではないように思いますが、これから新しく生活することになる中国で素敵な出会いがあるといいなあ、とは願ってやみません。

空調をつけてみろとか水をながしてみろとかシャワーのお湯を出してみろとかテレビをつけてみろとか言って(中略)、
台所のシンクの水がやけにちょろちょろと少ない量だったり、トイレの水がなかなか流れなかったり、空調からかび臭さが漂ってきたりした。(中略)
最初にちゃんとチェックしないと。水回りの事故はチェックしてもしょっちゅう起こるし、風呂場の窓ガラスが唐突に砕け散ったり、天井が落っこちてきたりなんてことがあるのが上海ですから」

P103
うーん、家探し大変そう。。。

「タンタンの冒険・青い蓮」
読んだっけ?とブログを検索してみたら読んでました。^^;
本はあげちゃったので、キンドルで再度購入してみました。
The Blue Lotus (English Edition)The Blue Lotus (English Edition)
Om Juna

2017-03-12
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漢源書店
p125
行ってみようかな。

人民公園のある広場
「上海の有名なお見合い広場ですよ」
P136
北京でも同じようなお見合い広場、ありました!

蘇州河
「アトリエやギャラリーが集まった、上海のアートセンター」
P140

和食の食材が買いたいという亜矢子を、比較的安くものが手に入るローカルなスーパーマーケットに連れて行ってくれたし、量り売り方式のレジでの清算方法や、タイムサービスの賢い使い方まで教えてくれた。
そのうえ、通りに面した雑貨店の奥になる、木立の中の茶芸店に案内してくれて、二人は甘く煮た棗や柔らかい塩豆をつまみながら、ゆっくりお茶を飲むことになったのだった。

P152
素敵な茶芸店が見つかりますように^^



東京日記 卵一個ぶんのお祝い。 / 川上弘美
2016年10月09日 (日) | 編集 |
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
(2005/09)
川上 弘美

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「少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。」
という、川上 弘美さんの東京日記、その1。
2巻目よりはほんとうっぽいかも?^^
門馬則雄さんのイラストもかわいくて、ほのぼのほのぼの、
ちょっとうろん。

ちょっとしたお祝いごとがあったので、
肉の万世で。

肉の万世02
このコーンスープが美味しいんですよね♪

肉の万世01
もちろんお肉も♪

【和書】袋小路の男 / 絲山 秋子
2016年10月02日 (日) | 編集 |
袋小路の男 (講談社文庫)袋小路の男 (講談社文庫)
絲山 秋子

講談社 2007-11-15
売り上げランキング : 5160

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新聞で作家の方が絲山さんの本のなかで
一番、と書かれていたのを読んで、
読んでみました。

高校生の頃に知り合った男女の
その後十年以上にも渡る不思議な関係
が描かれます。

最初の「袋小路の男」は、
あまりにこの男性の女性に対する態度が
ひどい気がして、
うーん、という感じだったのですが、

同じ状況を男性の視点からも書いた
「小田切孝の言い分」
を読むと、
相手の弱さや言い分も理解できるようで、
一方的ではない人間関係のややこしさが
興味深かったです。

まったく別の淡泊な独身中年男性と女子中学生の短編、
「アーリオ オーリオ」も良かったです。

珈琲館
カキ氷@珈琲館
メニューの写真の大きさと
ギャップがありすぎてちょっとびっくりしましたが、
美味しかったです。


旅猫リポート / 有川浩
2016年09月25日 (日) | 編集 |
旅猫リポート旅猫リポート
(2012/11/15)
有川 浩

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旅&猫の話で、評判がいい、図書館で長い予約待ち、
という情報のみで、読んでみました。

えー、反則です!(って悪い意味でなく)

猫と一緒に旅をする話ですが・・・。

もう後半からは・・・。

読み手を選ぶ話のような気がしますが、有川さんは
人気作家なので、こういうのが一般受けするのかな?

猫飼いたいなぁ。

名古屋
名古屋の駅でモーニング。
アイスコーヒーの値段でパン、卵、バナナ、餡が
ほんとについてきたので、嬉しい驚き♪

【和書】木皿食堂 / 木皿 泉
2016年09月18日 (日) | 編集 |
木皿食堂 (双葉文庫)
木皿食堂 (双葉文庫)木皿 泉

双葉社 2016-05-12
売り上げランキング : 34517


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『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』、
『セクシーボイスアンドロボ』、『Q10』
などの脚本を書かれてきた
木皿泉さんのインタビューや
色々なメディアで書かれてきたものを
まとめたエッセイ集。

神戸新聞で毎月連載していらっしゃる
というエッセイが特によかったです。

◆以下引用
向田ドラマを見ると胸が苦しくなる。気の利いた女が、実は男にはとても負担なのだということを、繰り返し繰り返し書いているからだ。
p17

早くやろうと焦ることが、一番の遠回りになる。(中略)「どちらか迷ったら、手間のかかる方法を取れ」と言っていた。(中略)自分にできる最高のことをする、というのが本来の仕事のあり方とプロは教えてくれる。
p23

その人に必要なモノをあげるのが贈り物ではない、と思う。その人にあげたいと思うのが贈り物だ。
p25

絶対になれないようなものに挑戦して、挫折したいと思ったのが、そもそものきっかけです。
p231

日常的あるいは非日常的な台詞を書くことで、自分が何が好きで、何にこだわっているのか、わかったんじゃないでしょうか。書くというのは、そういうことだと思います。
書き続けていくと、イヤでも自分が無能だということを思い知らされます。でも、そのことさえ引き受ける勇気があれば、こわいものは何もありません。
p235


【和書】ポプラの秋 ・ 岸辺の旅/ 湯本香樹実
2016年09月11日 (日) | 編集 |
ポプラの秋 (新潮文庫)ポプラの秋 (新潮文庫)
(1997/06/30)
湯本 香樹実

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父が亡くなり、7歳の主人公と母親は庭にポプラの木がある
小さなアパートに引っ越してきます。
新しい生活に慣れず体調を崩した私は、不気味な大家の
おばあさんと一緒に過ごすことになるのですが。。。

25歳になった主人公の現状と子供の頃の回想で綴られているのですが、
以前読んだときよりも、おばあさんの側の視点で読んでしまいました。

このおばあさんがすごくて、こんな人になれるかどうかはさすがに
無理としても、まっとうに歳をとっていきたいなあ、と考えずには
いられませんでした。

落ち葉でするたき火もいいなあ。

以下引用メモ

献身的で安定した態度、的確な動作、慎ましい言葉の奥にある
心地よい活気。それらは皆、きちんと自分を信じている人だけが
持つことのできるものだ、と十五歳の私は熱に浮かされたように考えた。
p145

「ねるよりらくは、なかりけり。うきよのばかは、おきてはたらく」
p170

***********

湯本 香樹実さんというと、
三年前に失踪した夫が突然戻ってきて
一緒に旅をする、という小説「岸辺の旅」
も不思議な話でした。

岸辺の旅 (文春文庫)岸辺の旅 (文春文庫)
湯本 香樹実

文藝春秋 2012-08-03
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こちらは、
読了後直後はあまりぴんとこなかったのですが、
じわじわと、なにかにつけふと思い出す、
といった本でした。

昨年、黒沢清監督、深津絵里さん、浅野忠信さん、
主演で映画化され、
本の印象はすっかり映画に
上書きされてしまいましたが。
あ、映画もなかなか良かったです。

本にしても映画にしても、
感想をアップすることで、
もう一度咀嚼しないと、
ほんとに忘れてしまい、せっかくの
経験が薄いものとなってしまうので、

頑張ってブログを書いたり、
人に話したりすることで、
より豊かに人生が楽しめるのかも。

まあすべて消えてしまうものなので、
忘れてしまってもいいんですけどね。


【和書】秘事 / 河野 多恵子
2016年09月04日 (日) | 編集 |
秘事秘事
(2000/10)
河野 多恵子

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本ブログで、夫婦の機微を描いていて泣いた!と
絶賛されていたので、読んでみました。

商社に勤める夫とその妻の、
知り合って結婚してから、二人の男の子を育てあげ、
晩年に至るまでの日々が、丁寧に綴られていきます。

著者の河野さんのNY滞在についてどこかで読んだ気がするのですが、
商社マンとしてあちこち赴任する設定のなかで、NYの描写が
やや詳しく書かれています。

淡々とした話で、途中までは、
商社マンの妻は大変そうだなあ、とか
きちんとした家庭での人間関係は難しそうだなあ、とか
思いながら読んでいったのですが、
最後は涙が。。

奥さんの性格が結構つかみどころがなくミステリアスですが、
最後まで読むと、賢い人だなあ、という印象が残ります。

息子達が立派に育って、お嫁さんたちとの関係も良くて、
孫にも恵まれ、夫婦仲も良くって、理想的・・・。

夫は出世するだけあって(?)結構癖のありそう人なので、
上手に付き合っていくのは難しそうですが。。

仲のいい夫婦としてつきあっていきたいものです。

小説としては、あまりに起伏のない話なので、
賛否両論あるようです。

文庫版に一緒に収められている話が激しそう。

秘事・半所有者 (新潮文庫)秘事・半所有者 (新潮文庫)
(2003/02)
河野 多恵子

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河野多恵子さんというと、ずっと前に
富岡多恵子さんとのイギリス二人旅、
嵐ヶ丘ふたり旅
(面白かったです♪)
を読んだことしかなかったのですが、
他の小説は少し雰囲気が違いそうですね。

河野 多恵子さん、昨年亡くなられていたのですね。
ご冥福をお祈りいたします。

【和書】ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2)) / 川上弘美
2016年08月28日 (日) | 編集 |
東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))
(2007/11/17)
川上 弘美

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ひらがな、大和言葉で綴るなんかへんてこで可笑しい日記エッセイ。
「中の五分の四ぐらいは、うそみたいですがほんとうのことです」と
最後に書かれていますが、ほんとぉー?と言いたくなる話が満載。
さらっと楽しめます。

川上弘美さんの小説に通ずる異界に近いかんじですが、
わらっちゃいます。

ピアノ教祖??
関西って関東より筍の産地ですよね。
私も「上機嫌」になってやろうといろいろやってみたい。

ところどころにはさまれているイラストもほのぼのしています。

銀座珈琲館
@銀座珈琲館
名画で読み解くハプスブルク家12の物語 / 中野京子
2016年08月13日 (土) | 編集 |
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)
(2008/08/12)
中野 京子

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感想を書こうと思ったら、
図書館に返却されてしまっていました。
がーん。

ということで詳細は書けませんが、
全点オールカラーの名画12点の解説によって、
650年続いたハプスブルク家≒ヨーロッパの歴史が
語られます。

中野節といえそうな語りが
生き生きとしていて、面白い本でした。

絵画と歴史が一度に楽しめるなんてお得感も満載です。

◆取り上げられている名画
・アルブレヒト・デューラー『マクシミリアン一世』
・フランシスコ・プラディーリャ『狂女フアナ』
・ティツィアーノ・ヴィチェリオ『カール五世騎馬像』
・ティツィアーノ・ヴィチェリオ『軍服姿のフェリペ皇太子』
・エル・グレコ『オルガス伯の埋葬』
・ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』
・ジュゼッペ・アルチンボルド『ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世』
・アドルフ・メンツェル『フリードリヒ大王のフルート・コンサート』
・エリザベート・ヴィジェ=ルブラン『マリー・アントワネットと子どもたち』
・トーマス・ローレンス『ローマ王(ライヒシュタット公)』
・フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター『エリザベート皇后』
・エドゥアール・マネ『マクシミリアンの処刑』